【IT×経営コンサルタントが徹底解説】経理DXの進め方は?メリットや注意点も紹介

「経理業務を効率化したいが、何から始めればいいのかわからない」
経理DXでどれだけのメリットが期待できるのか?」

本記事では、経理DXの基本から、その具体的な進め方、導入のメリット、そして注意すべきポイントまでを徹底解説します。また、中小企業に特におすすめのシステム情報についても、現役コンサルタントの目線で忖度なくお伝えします。

この記事の要点
  • 経理DXのゴールは、経営判断に必要なデータをリアルタイムで見える化すること
  • 経理DXでは「手作業の削減」「属人化の解消」「迅速な意思決定」が可能
  • 進め方としては、業務の洗い出しから適切なシステムの選定を行う必要がある
ITデザイナー

この記事を読むことで、経理DXの全体像を把握し、自社に適した導入の進め方を見つけられるはずです。

目次

経理DXの基本:なぜ今、導入が必要なのか?

経理DXの基本:なぜ今、導入が必要なのか?

昨今、多くの企業が経理のデジタル化に注目しています。特に中小企業では、限られたスタッフで膨大な経理業務をこなす必要があり、特定の担当者への業務の集中や人手不足に悩まされているのが現状です。

こうした課題に対し、経理DXは有効な解決策となります。デジタル技術を活用して経理業務を効率化することで、単に作業の手間を減らすだけでなく、経営全体の生産性向上にもつながるのです。

経理DXとは?中小企業が取り組むべき理由

経理DXとは、会計データの自動処理や経費精算の電子化など、デジタル技術を駆使して経理業務を効率化する取り組みのことです。

中小企業が経理DXに取り組む意義は主に4つあります。

  • 業務効率の向上:手作業を減らし、正確で素早い処理を実現
  • 属人化の解消:誰でも引き継げる業務の仕組み作り
  • コストの削減:手作業の削減や仕組み作りによる効率化で人件費を削減
  • 経営判断の質向上:リアルタイムな財務データの把握・活用

このように、経理DXは中小企業の経営課題を解決する重要なカギとなります。限られた経営資源を有効活用し、競争力を高めていくためにも、積極的に導入を検討する価値があるでしょう。

今取り組むべき理由:2025年の崖と人材不足問題が迫る課題

「2025年の崖」は、多くの企業が直面する重要な経営課題です。システムの老朽化や人材不足により、企業の競争力が大きく低下するリスクを指します。特に中小企業では、ベテラン社員の退職や若手人材の確保難により、経理業務の継続性が危ぶまれています。

人材不足を解決するための取り組み
  • 時代に合った経理システムの導入
  • 業務プロセスの標準化
  • 社員の育成

これらの対策を通じて、少人数でも質の高い経理業務を維持できる体制を整えることが重要です。

※参考:DXレポート ~ITシステム「2025年の崖」克服とDXの本格的な展開~ – 経済産業省

経理DXがもたらす5つのメリット

経理DXがもたらす5つのメリット

経理DXは、業務の効率化や経営の質向上を実現するための重要な手段です。ここでは、経理DXがもたらす5つのメリットについて解説します。

メリット1:業務を効率化し経営のスピードを向上

経理DXでシステムを導入することにより、請求書処理や経費精算といった定型作業が自動化され、業務効率が格段に向上します。

その代表例が、デジタル文字認識技術とAIを組み合わせた仕組み(AI-OCR)です。紙の領収書や請求書をスキャンするだけで、文字情報を自動的にデータ化できます。さらに、AIが品目や金額を正確に判別し、適切な勘定科目に自動で振り分けてくれます。

上記は一例ですが、このような自動化に頼ることによって、経理の作業負担は大幅に軽減されます。月次決算や予算管理も即時に行えるため、経営層は最新の財務状況を踏まえた的確な判断が可能になります。

変化の激しい市場環境にも、より迅速な対応ができる体制が整うのです。

メリット2:属人化を解消し、業務の安定化を実現

メリット2:属人化を解消し、業務の安定化を実現

経理部門でよく課題となるのが、特定の社員に業務が集中する「属人化」です。長年の経験やノウハウが個人に蓄積され、その社員がいないと業務が回らない状況は、組織として大きなリスクとなります。

経理DXは、この課題を根本から解決できます。システムによって経理情報を一元管理し、業務フローが可視化することで、誰でも必要な情報にアクセスでき、定型的な作業も標準化できます。

その結果、急な退職や異動があっても業務の引き継ぎがスムーズになり、業務フローの可視化で改善点も見えてきます。

属人化のリスクを解消しながら、より安定した経理体制を構築できるのです。

メリット3:コスト削減で利益率をアップ

経理DXの導入は、複数の面からコスト削減を実現します。業務の自動化により作業時間が短縮され人件費が抑制されるほか、ペーパーレス化によって紙代や印刷費用も大きく削減できます。また、システム化によってヒューマンエラーが防げるため、修正作業の手間とコストも最小限に抑えられます。

これらの効率化で生まれた時間や人材を、企業の成長に直結する新規事業の立ち上げや営業活動の強化など、より創造的な業務に振り向けることが可能になります。

メリット4:リモートワークが可能になり、柔軟な働き方を促進

経理部門のデジタル化は、働き方を大きく変える可能性を秘めています。経理書類のペーパーレス化とクラウドシステムの導入により、従来のように経理担当者がオフィスに常駐する必要がなくなるからです。

システムにアクセスすれば、社員は自宅やサテライトオフィスなど、場所を問わずに経理業務を遂行できます。承認作業やデータ確認もリアルタイムで行えるため、業務の遅れを心配する必要もありません。

経理DXによってリモートワークが可能になると…
  1. 社員一人ひとりの生産性が向上
  2. ワークライフバランスが改善
  3. 優秀な人材の定着化

時代の要請でもあるリモートワーク対応は、上記の好循環を引き起こします。

メリット5:インボイス制度対応で税務リスクを回避

2023年10月からスタートしたインボイス制度により、企業には取引ごとの適格請求書の保存・管理が義務付けられました。この新制度への対応では、経理DXによる電子帳簿保存の導入が大きな強みとなります。

電子帳簿保存法に対応したシステムを活用すれば、請求書の受け取りから保管までをデジタルで完結できます。従来の紙の請求書と違い、必要な情報の検索や確認が瞬時に行えるため、税務調査の際にもスムーズな対応が可能。

さらに、取引データが正確に記録・保存されることで、申告時の作業負担も大幅に軽減でき、税務上のリスクを最小限に抑えることができます。

新制度への対応を通じて、経理業務全体の効率化も実現できるのです。

中小企業にできる経理DX

中小企業にできる経理DX

経理DXは、経費精算や債権管理などの各業務で大きな効果を発揮します。

システム化できる経理業務

ここでは、中小企業が実際に経理DXとしてシステム化できる業務を紹介します。

債権管理

債権管理とは、売掛金や未回収金の状況を把握し、取引先からの入金を適切に管理する業務です。中小企業では、毎月数百~数千件もの入金消込作業を行うため、これを手作業でひとつひとつ照合するとなると、膨大な時間や手間がかかってしまいます。

債権管理システムを導入すると、売掛金や未回収金の状況はすべてデータ化され、入金日や入金額との突合は自動で行われるようになります。エラーが出た部分だけを確認すればいいので、単純な作業量を大幅に減らせるのです。また、未入金の取引先をリアルタイムで把握できるため、素早い対応も実現できます。

経費精算

経費精算は、従業員が立て替えた出張費や業務経費を、申請から承認、支払いまで管理する一連の業務です。手作業での処理は申請ミスや不正リスクが伴う上、経理担当者への負担も大きいため、中小企業でも効率化が求められています。

経費精算システムの導入は、こうした課題を一気に解決します。領収書をアプリで撮影するだけで申請が完了し、承認から振り込みまでがクラウド上で一元管理できるようになります。また、経費規定に基づく自動チェック機能で不正を防止できるほか、申請データはシステムに自動連携されるため、経理担当者の手作業も大幅に削減できます。

債務管理

債務管理とは、買掛金などの未払金を適切に管理する業務です。請求書による取引先への支払いは毎月膨大な数にのぼるうえに、少しでもミスをすると信用問題にかかわります。これをすべて手作業で行うことにより、大変な思いをしている中小企業の経理担当者は少なくないはずです。

債務管理システムでは、買掛金などの未払い金はすべてデータ化され、受け取った請求書との突合を自動で行ってくれます。紙の請求書はシステムの機能を使って撮影すると記載内容を読み取ってくれるので、データの手入力も不要です。また、仕入先ごとの支払い情報を一元管理でき、銀行口座との連携で自動支払いも実現できるため、手作業による振込作業やヒューマンエラーも削減可能です。

経理DXの進め方(手順)

経理DXの進め方(手順)

経理DXを効果的に進めるには、段階的な導入が重要です。ここでは、中小企業が無理なく経理DXを実践するための4つのステップを紹介します。

STEP

経理業務を洗い出し改善点を見つける

step1:経理業務を洗い出し改善点を見つける

まず現在の業務内容を詳しく洗い出し、どこに無駄や改善の余地があるかを把握しましょう。例えば、月末の仕訳作業を手作業で行っているために遅延が生じ、それが経理全体の効率を下げているかもしれません。

丁寧に現状把握することで、自動化できそうな作業が見えてきます。

STEP

ペーパーレス化できそうな業務を特定する

step2:ペーパーレス化できそうな業務を特定する

ステップ1で洗い出した業務から、まずはペーパーレス化できる部分を特定しましょう。紙の伝票や請求書をデジタルデータに変えることで、業務は格段に効率化します。クラウド上で情報を一元管理すれば、必要なデータにすぐにアクセスでき、保管場所の悩みも解消できます。

現在は紙ベースで、データ化できると嬉しい業務は何ですか?

STEP

AI搭載システムで業務を自動化する

step3:AI搭載システムで業務を自動化する

次に、繰り返し発生する作業をAI搭載システムで自動化します。たとえば、支払データと受取請求書の照合や、請求データと入金の照合といった時間がかかりがちな定型業務も、AI技術を搭載したシステムの活用によって自動化が可能です。

また、AIの異常検知機能を活用すれば、取引内容の不正や入力ミスも素早く見つけられます。経理部門の効率アップだけでなく、経営の透明性向上にもつながる心強い味方となるでしょう。

おすすめのAI搭載システムは、次の章でご紹介します。

STEP

リアルタイムで経営状況を把握する体制を整える

step4:リアルタイムで経営状況を把握する体制を整える

経理DXが目指すのは、経営判断に必要なデータをリアルタイムで見える化することです。適切なシステムを導入して、売上や支出、利益などの経営指標をタイムリーに把握します。さらに、KPI(重要業績評価指標)を一目で確認できるダッシュボードを活用することで、経営層と各部署の情報共有もスムーズになります。

このように、経営に関わる数字を即座に把握し、全社での意思決定を支える仕組みづくりが、経理DXの大切なゴールと言えるでしょう。

経理DXに役立つおすすめシステム9選

経理DXに役立つおすすめシステム9選

経理DXを成功させるには、適切なシステムの選定が不可欠です。ここでは、中小企業の経理業務を支援する主要なシステムを紹介します。

入金消込を自動化
債権管理システム
V-ONEクラウド
債権奉行クラウド
請求管理ロボ
交通費精算を電子化
経費精算システム
楽々精算
マネーフォワードクラウド経費
受取請求書照合を自動化
債務管理システム
invox受取請求書
債務奉行クラウド
freee支出管理
インボイス対応
電子帳簿保存サービス
invox電子帳簿保存
ITデザイナー

普段から私が中小企業に対して提案している、「本当に良いシステム」だけを厳選して紹介しますので、ぜひ参考にしてください。

入金消込を自動化する債権管理システム

請求書の発行から入金確認、未回収の督促までを債権管理システム化すると、銀行口座の入金データと請求データを自動で照合してくれるので、入金消込の手間が激減します。また、未入金の早期発見や督促業務の自動化など、債権管理の質も向上します。

ここでは、おすすめの債権管理システムを3つ紹介します。

おすすめの債権管理システム

V-ONEクラウド

V-ONEクラウド
引用:V-ONEクラウド – R&AC
導入実績・2024年3月時点で1,500社以上(業界No.1)
・契約継続率は約99%
費用・月額:33,000円~
・初期費用:200,000円
・無料トライアル:あり
導入の
しやすさ
・独立型システムで既存フローの大幅な変更不要
・他システムとの連携が容易
他社より
優れた点
・AIの機械学習により、複雑な入金パターンにも対応できる
・3,000以上の金融機関と接続できる
V-ONEクラウドの詳細

クラウド型の債権管理システム「V-ONEクラウド」は、入金消込作業の自動化により、経理業務の効率化を実現します。手入力や目視確認の手間を大幅に削減でき、既存の業務システムとも柔軟に連携が可能です。

導入企業は1,500社を超え、99%という高い契約継続率から、客観的に見ても満足度の高い良システムであるといえるでしょう。

債権奉行クラウド

債権奉行クラウド
引用:債権奉行クラウド – OBC
導入実績中小企業から大企業まで幅広く導入
費用・月額:6,500円~
・初期費用:0円~
・無料トライアル:なし
導入の
しやすさ
・中小企業向けに特化した段階的な導入が可能
・データ移行が簡単で導入負担が少ない
他社より
優れた点
・未入金や滞留債権を自動でアラートし、回収漏れを防げる
・料金が手頃
債権奉行クラウドの詳細

経理業務の効率化を実現する「債権奉行クラウド」は、銀行入金データの自動取得や請求書の電子化により、債権管理業務をスマートに行えます。導入企業の98%が満足している実績からも、その使いやすさと効果が実証されています。

リアルタイムの債権管理機能で未回収リスクを防ぎながら、経理部門の生産性向上を支援します。月額6,500円からという手頃な料金設定で、充実したサポート体制も整っているため、導入後も安心して利用可能です。

請求管理ロボ

請求管理ロボ
引用:請求管理ロボ
導入実績非公開
費用・月額:非公開
・初期費用:非公開
・無料トライアル:不明
導入の
しやすさ
・中小企業向けに特化した段階的な導入が可能
・データ移行が簡単で導入負担が少ない
他社より
優れた点
銀行振込だけでなく、口座振替やクレジットカード決済など、多様な決済方法に対応できる
請求管理ロボの詳細

「請求管理ロボ」は、請求書の発行から送付、決済管理までを一元化するクラウドシステムです。定額請求の自動化や複数の決済手段の一括管理により、煩雑な請求業務をスマートに効率化します。

初期設定後は利用金額の変動にも柔軟に対応し、自動消込機能やリマインド通知で未収リスクも軽減できます。請求業務の自動化と回収率向上をお考えの企業に、使いやすい新しい選択肢としてお勧めできるシステムです。

交通費精算を電子化する経費精算システム

交通費精算は、企業の経理業務の中でも特に手間のかかる作業の一つです。ところが、経費精算システムを導入すると、スマートフォンで撮影した領収書データをアップロードするだけで申請が完了し、承認からデータの会計システムへの連携までを自動化できます。

ここでは、交通費精算の効率化に役立つおすすめのシステムを2つ紹介します。

おすすめの経費精算システム

楽々精算

楽々精算
引用:楽々精算
導入実績国内累計15,000社以上が導入
費用・月額:30,000円~
・初期費用:100,000円
・無料トライアル:あり
導入の
しやすさ
・専任サポート担当者がつき、初期設定を支援
他社より
優れた点
自社に合わせた承認フローや申請フォーマットのカスタマイズが可能
楽々精算の詳細

経費精算システムの代表格「楽々精算」は、15,000社以上の導入実績を持つ信頼のソリューションです。伊藤忠アーバンコミュニティやファーストキッチンなど、業種を問わず多くの企業で活用されています。

電子帳簿保存法に対応した機能と柔軟なカスタマイズ性を備え、初期設定のサポート体制も充実。企業の業務プロセスに合わせた運用が可能なため、スムーズな経費精算のペーパーレス化を実現できます。

Money Forwardクラウド経費

Money Forwardクラウド経費
引用:Money Forwardクラウド経費
導入実績多くの大規模法人や多国籍企業で導入
費用・月額:3,980円(50名以下)、5,980円(51名以上)
・初期費用:0円(50名以下)、要問合せ(51名以上)
・無料トライアル:あり
導入の
しやすさ
直感的な操作性で、新しいシステムへの習熟が簡単
他社より
優れた点
同じマネーフォワード製品とシームレスに連携し、仕訳登録を自動化できる
Money Forwardクラウド経費の詳細

「Money Forwardクラウド経費」は、経費精算のデジタル化を強力に推進するクラウドシステムです。OCR機能やスマートフォン対応により、申請から精算までの一連の作業を効率化し、キャッシュレス送金機能も備えた総合的なソリューションを提供します。

第一交通産業グループでは153社のペーパーレス化を実現し、愛知ダイハツでは業務時間を半減させるなど、多くの導入企業で具体的な成果を上げています。大規模法人や多国籍企業を中心に選ばれている実績からも、その使いやすさと効果が実証されているシステムです。

受取請求書照合を自動化する債務管理システム

債務管理は経理部門の重要な業務の一つですが、紙の請求書の処理には多くの課題があります。ここに債務管理システムを導入することで、請求書のデータ化から支払い予定の管理、仕訳作成まで一連の作業を自動化し、取引先ごとの支払い条件も自動判定できるようになります。

ここでは、請求書の照合業務を効率化する、おすすめの債務管理システムを3つ紹介します。

おすすめの債務管理システム

invox受取請求書

invox受取請求書
引用:invox受取請求書
導入実績2024年2月時点で20,000社以上の企業が導入(業界No.1)
費用・月額:
    1,078円(ミニマムプラン)
    10,780円(ベーシックプラン)
    32,780円(プロフェッショナルプラン)
・初期費用:0円
・無料トライアル:10件まで
導入の
しやすさ
初期費用なしで、社員教育が不要なほど直感的に操作できる
他社より
優れた点
・費用がリーズナブル
・AIとオペレーターによるハイブリッドOCRで99.9%の精度
invox受取請求書の詳細

「invox受取請求書」は、20,000社以上が選ぶ請求書処理の自動化サービスです。請求書の受取から支払・計上まで一連の業務を自動化し、経理担当者の作業負担を大幅に軽減します。

直感的な操作性と99%以上の高精度なデータ化処理により、導入後すぐに効果を実感できます。中小企業から大企業まで、多くの企業で活用されており、請求書受取サービスとして導入実績No.1を誇ります。

債務奉行クラウド

債務奉行クラウド
引用:債務奉行クラウド – OBC
導入実績数百社以上が導入
費用・年額:85,800円~
・初期費用:0円
・無料トライアル:不明
導入の
しやすさ
・データ移行が簡単で、約3か月で稼働可能
・専任のインストラクターが導入から運用までをサポート
・Excel管理からの移行も容易
他社より
優れた点
Microsoft Azureによる高レベルのセキュリティ管理が行われる
債務奉行クラウドの詳細

債務奉行クラウドは、80万社以上が導入する「奉行シリーズ」の実績と信頼を受け継ぐ、OBCの次世代債務管理システムです。中小企業から成長企業まで、あらゆる規模の支払業務を強力に効率化します。

導入時は専任インストラクターが徹底的にサポート。経理部門の実態に合わせた最適な運用をご提案し、確実な業務改善を実現します。また、OBCならではの堅牢なセキュリティ体制で、重要な債務データを確実に保護。40年以上の実績が証明する、安心・安全な債務管理を提供します。

Bill One(ビルワン)

Bill One(ビルワン)
引用:Bill One
導入実績大企業から中小企業まで幅広く利用
費用・スモールビジネスプラン:無料
・有料プラン:初期費用+年額費用(要見積)
導入の
しやすさ
・従業員100名以下の企業では、業種にかかわらず無料プランを使用可能
・導入前後のフォロー体制が充実
他社より
優れた点
・請求書100件まで処理可能な無料プランがある
・名刺管理ソフトで国内シェアNo.1を誇るSansan株式会社が提供
Bill Oneの詳細

「Bill One(ビルワン)」は、請求書業務の煩雑さに悩む企業のために設計されたクラウドサービスです。たとえば、郵送で届いた紙の請求書も、メールで送られるPDFも、ビルワンが受領してデータ化。一元管理できるため、担当者が何度も紙を確認したり、ファイルを探し回ったりする手間がなくなります

さらに、請求書の支払いプロセスをデジタルで完結できるため、部門間の承認作業もスムーズになります。ペーパーレス化や電子帳簿保存法への対応が求められる現代のビジネス環境で、経理業務の効率化と安心を同時に提供する、頼れるシステムです。

インボイス対応の電子帳簿保存サービス

2023年10月のインボイス制度開始により、経理書類の保管・管理はこれまでより重要となりました。電子帳簿保存システムを活用すると、帳簿や請求書を自動でデータ化し、タイムスタンプ付与から検索要件への対応まで、法令準拠した形で安全に保管できます。

ここでは、インボイス制度に完全対応し、安心して利用できる電子帳簿保存サービスをご紹介します。

インボイス対応の電子帳簿保存サービス
  • invox電子帳簿保存

invox電子帳簿保存

invox電子帳簿保存
引用:invox電子帳簿保存
導入実績2024年2月時点で20,000社以上が導入
費用・月額:2,178円~
・初期費用:0円
・無料トライアル:あり
導入の
しやすさ
・初期費用0円、月額契約で柔軟に導入可能
・大きな業務フロー変更が不要
他社より
優れた点
・業界最安水準の価格
・ Googleドライブ連携やメール取込機能も備えた高い利便性
invox電子帳簿保存の詳細

invox電子帳簿保存は、20,000社以上の導入実績を誇る、電子帳簿保存法対応の決定版です。AI-OCRによる高精度なデータ化と柔軟な文書管理機能で、経理書類のペーパーレス化を強力に推進します。

特筆すべきは、既存の業務フローを活かしたままスムーズに導入できる点。経理担当者の負担を最小限に抑えながら、確実な法令対応を実現します。さらに、リーズナブルな価格設定により、企業の規模を問わず本格的なDXをスタートできます。

経理DXを進める際の注意点

経理DXを進める際の注意点

経理DXを進める際、効率化やコスト削減といった多くのメリットが期待されますが、成功させるためにはいくつかの重要なポイントを押さえておく必要があります。ここでは、経理DXを進める上で見逃してはいけない注意点について解説します。

初期コストを抑え、短期間での回収を目指す

初期コストを抑え、短期間での回収を目指す

「新たなシステムの導入」と聞くと、多くの企業が初期投資の高さを懸念するでしょう。特に中小企業では、資金繰りの厳しい中での投資負担が大きな課題となります。そのため、できるだけ短期間で投資を回収できる仕組みを整えることが大切です。

費用対効果を高めるには、自社の業務に合ったシステムを選び、必要な部分から段階的に進めるのがおすすめです。初期費用0円(または安価)・月額制のクラウドサービスを利用すれば、初期費用を抑えながら柔軟な運用も実現できます。まずはスモールスタートし、早期のコスト回収を目指すアプローチを検討してみましょう。

現場を置いてけぼりにしない

経理DXは、単なるシステム変更ではなく、業務の大きな変革を伴います。特に、長年同じやり方で仕事をしてきた現場には、新しい仕組みへの不安や抵抗感が生まれやすいものです。そのため、トップダウンだけで進めると、従業員の反発や混乱を招きかねません

ITデザイナー

現場の声に耳を傾けながら、全員が納得できる形で進めることが成功の鍵です。試験導入や初期の説明会を行い、現場と経営層の意識を合わせていきましょう。

社員のITリテラシーの底上げ・継続的な教育を行う

社員のITリテラシーの底上げ・継続的な教育を行う

経理DXを効果的に活用するには、社員のITスキル向上が欠かせません。特に、デジタル技術に不慣れな社員が多い環境では、導入後の運用がスムーズに進まない可能性があります。

そのため、システム導入時の研修だけでなく、継続的な学習機会を設けることが大切です。操作方法やトラブル対応のコツを定期的に共有する仕組みを作れば、社員が自信を持って新しい業務に取り組める環境を整えられます。

セキュリティ対策と法規制への対応に気を配る

経理業務には顧客や取引先の機密情報が多く含まれるため、セキュリティ対策は特に重要です。経理システムの導入でデータが電子化されると、サイバー攻撃や情報漏洩のリスクも高まるため、しっかりとした防御体制が必要となります。

同時に、インボイス制度や電子帳簿保存法など、新しい法規制への対応も欠かせません。常に最新の法改正を把握し、システムを適切にアップデートすることで、法令違反のリスクを防ぐことができます。

よくある質問

よくある質問

ここでは、よくある質問に対する具体的な回答をお伝えします。

経理のDX化を進めるとは具体的にどういうこと?

経理のDX化とは、デジタル技術を活用して経理業務を効率化し、生産性を高める取り組みのことを指します。ゴールは「会社全体の最適化」であり、「システムの導入」ではありません。「システムの導入」は、単なる手段に過ぎないのです。

具体的には、AI-OCRを使えば紙の領収書をデータ化して会計システムに自動で取り込めます。また、クラウド型の経費精算システムなら、スマートフォンで手軽に申請や承認ができます。このような経理DXは、業務の効率化だけでなく、素早い経営判断やコスト削減にもつながる重要な取り組みです。

経理DXのデメリットは?

経理DXには多くのメリットがある一方で、以下の課題も存在します。

  • 初期投資が必要な場合がある
  • 現場の負担が一時的に増える

システム導入の際には初期投資が必要になりますが、クラウドサービスなどをうまく活用することで費用を抑えられる場合もあります。経理DXの進め方のSTEP1で述べた業務の洗い出しを徹底的に行って、自社に最適なシステムを選定するのが肝要です。

中小企業の経理は何人くらい?

中小企業の経理部門は、一般的に2~5人程度の少人数で運営されています。担当者は請求書処理から経費精算まで、幅広い業務を一手に引き受けているケースが多く、その負担は決して小さくありません。

しかし、DX化を進めることで、少人数でも効率的に業務を進められるようになり、経理担当者の負担を大きく減らすことができます。

現場の反対にあったときの対処法は?

DXを進めるにあたって、システム導入や現在の業務フローを変更することに関して現場の反発を受けることは珍しくありません。そのような場合には、以下のような対策をとってみてください。

現場からDXへの反発があった際の対処法
  • 外部の専門家から現場にデモ実演などを行う
  • 小さな業務から徐々にシステム化を進めていく
  • 導入後のサポート体制を明示しておく
ITデザイナー

スムーズな経理DXを進めたい方は、ぜひ私までご相談ください。コンサル会社のプロジェクトリーダーとしての経験や、ITストラテジスト・中小企業診断士の知見をもって「がんばる経営者」をサポートします。

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まとめ

まとめ

経理DXを導入すると、経費の削減やリモートワークの実現が可能になり、インボイス制度などの新しい制度にも柔軟に対応できます。

ただし、初期投資の負担や社員のITスキル向上、セキュリティ対策など、いくつかの課題にも向き合う必要があります。

大切なのは、現場の声に耳を傾けながら段階的に進めること。それにより混乱を避け、スムーズな導入が可能になります。自社に合ったシステムを選び、持続的な成長へとつなげる経理DXの導入を、ぜひ前向きに検討してみてはいかがでしょうか。

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